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漢字や語句以外の、国語のいわゆる文章問題は問題の意図を考える訓練と
定型的な解答を記述する訓練が必要でした。
小学5年生からは、この問題集をコピーして何度も繰り返して解かせました。
「この文章読んだことがある」と言いながら、満点の模範解答が書けるまでには
少なくとも4回は必要でした。
最近は、もう一段階基本的な「小学生版ベーシック」というのも
発売されたようですね。
こちらもよろしくお願いいたします。
計算力
長男は小学5年生から、次男は小学3年生から通塾させました。
それまでは私が市販の問題集を利用して勉強を教えていました。
小学1~2年生では算数の基礎力を養うために、
「強育パズル」にお世話になりました。
2013年頃に改訂されて、よりよくなったようです。
ビルディングパズル、たし算パズル、九九トレがおすすめです。
問題のページをコピーして1日1枚ずつ、子供をなだめすかしながら解答させました。
いろいろな科目を少量ずつ勉強するのが、集中力を切らさないコツです。
強育パズル 空間把握力と着眼力が伸びる! ビルディングパズル
こちらもよろしくお願いいたします。
中学受験をするお子様とご両親に
はじめまして。二人の息子がいる医師、天鳥あまねです。
私自身も中学受験をして国立大学付属中学に入学、高校受験をして国立大学付属高等学校に入学、一浪して国立大学医学部に入学しました。
決して裕福な家庭ではなかったので、値段がかからず効率よく勉強する方法で試験をクリアしてきました。
私の故郷は中国地方なので、当時、中高一貫教育の私立中学はわずかしかありませんでしたが、現在の首都圏や関西圏は中高一貫教育の私立中学がたくさん存在し、二人の息子には6年間のびのびと学生生活を楽しんで欲しいと思い、いかに無理させず効率よく中学受験をさせるにはどうすべきかを考えました。
中学受験の基本は算数・国語・理科の3科目ですが、首都圏や関西圏においては最難関校の多くは社会を含む4科目受験が必須、または社会を含まない3科目受験と4科目受験のどちらかの選択になっています。学校によっては社会と理科の得点の高い方を採用してくれるので、時間をかけずに社会の点数を取ることができれば4科目受験はかなりのアドバンテージです。
このブログを読んでくださるご両親やお子様はすでに塾に通っている方が大部分でしょうからご存じでしょうが、塾の講師は、「社会は暗記科目ではなく全体の流れや分析力が大切な科目だ」とやたら強調します。
しかし、中学受験をするのはたった12歳の小学6年生です。基礎的な内容を暗記していなければ全体の流れや分析力どころではありません。算数と国語に大量の勉強時間が必要なため、理科や社会に時間を費やすのは損だと考えるご家庭が多いと思いますが、勉強した時間が効率よく点数に結びつくのは圧倒的に暗記科目です。しかし社会にはなかなか勉強時間をかけられません。
「ゴロ合わせと図表で覚える中学受験歴史」は、塾のテキストや問題集、市販の参考書や実際の入試問題の過去問などを参考にし、頻出する重要語句を中心に作成しました。それぞれの単元に簡単な【解説】を行い、【ゴロ合わせ】と【図表】を掲載しています。
通塾時間や食後などのスキマ時間を使って、まずは本書で試験に出やすい部分の暗記を行い、歴史全体の流れ等は塾のテキストや資料集で補足するのがよいと思います。
飽きっぽい自分の息子たちにこのゴロ合わせと図表を駆使して暗記させ、ありがたいことに二人とも無事に関西最難関クラスの有名私立中高一貫校に合格し、楽しい学生生活を送っています。内容としては中学歴史の基礎知識としても役に立つので、中学入学後の定期テスト対策としても利用できました
今回、私が作ったノートをもとにゴロ合わせと図表を電子書籍化しました。可能であれば小学6年生の夏休みまでに暗記すれば、かなり余裕を持って中学受験の歴史問題に取り組めると思います。
中学受験は子供をいかにして上手に効率よく勉強させるかにかかっています。ぜひ親子でがんばってください。多くの子供達に利用していただき、中学受験に役立てていただければ幸いです。
ゴロ合わせと図表で覚える中学歴史①原始時代(先土器・縄文・弥生時代)